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瑞相記(エッセイ)

ボディメイク ダイエット編

ボディメイク 立志編

恐怖のウォーキング

英語教育の謎

ベタつかないポマード

"エチケットカッター" 物は言いよう


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March/27/2020

ボディメイク ダイエット編

 前回はボディメイクを本気でやろうと決めるところまで書きました。今回はダイエット終了までを書こうと思います。

 まず、ダイエットの目標について。ざっくりした目標ですが、腹筋が縦横に割れて見えてくるまで。ダイエット前は縦には割れていました。横にも割れていないと腹筋はカッコよく見えないです。ダイエットを始めたとき、どれぐらいの体脂肪率であれば腹筋が割れて見えるのか分かりませんでした。ボディビルダーのYouTuberの人もハッキリと体脂肪率がどれぐらいまでになれば、腹筋が割れて見えるのかということは言ってないです。で、ネットで検索したところ、当初は15%ぐらいで見えてくると思いました。そこで、目標体脂肪率を15%と設定しました。体重は71kg、身長は173.5cm、体脂肪率は21%でした。タニタの家庭用体組成計を使ってました。ダイエットペースは2週間で1kgの減少ペースを目標に設定。

 ダイエット中はもちろん筋トレをやってました。そして、有酸素運動としてウォーキングをやりました。多いときは1日で16kmぐらいウォーキングをしてました。歩行スピードは105~110(m/min)で運動強度は4.9~5.2ぐらいです。1時間歩くと260~290kcalぐらい消費しました。消費カロリーにRMRは含んでいません。この消費カロリーはどのように計算したかというと、アメリカのスポーツ用品メーカーのアンダーアーマーが出しているアプリで、ウォーキングの距離や時間、さらには消費カロリーを算出してくれるものがあります。それで消費カロリーのデータを10日間ぐらいサンプリングしました。その結果をグラフ化して、さらに運動強度との相関を取り、補正することにより歩行スピードと歩行距離から消費カロリーを算出しました。脂肪を2週間で1kg落とすためには1日約550kcalだけ消費カロリーの方が摂取カロリーを上回らなくてはならないですから、消費カロリーと摂取カロリーの収支がそうなるようにウォーキングをやることにしました。ところが、私の性格上どうしてもやりすぎる傾向があるため、カロリー収支が550kcalより大幅に多くなるようにウォーキングをやってしまいました。カロリー収支が1000kcalとか900kcalなんて日がざらにあります。その結果、猛スピードで体重が落ちていきました。最初は驚きつつも喜んでいました。2月から始めて月末には体重が66kg、体脂肪率が16.5%にまで落ちました。筋肉量はほとんど変わらずでした。3月中頃には余裕で腹筋が割れているはずとウキウキしてました。

 ところが、月末の4日ほど前に分かったことがあります。家庭用体組成計の数値がデタラメということ。電気で測定する体脂肪率の測定方法はインピーダンス法と言って、微弱な電気を体に流してその抵抗値を測定して体脂肪率を算出するというもの。この方法での体脂肪率の誤差は±8%なのだとか。ようするに体脂肪率16%と言っても誤差範囲を含めると実際は8%~24%となります。ハッキリ言って測定する意味ないです。しかも体重の測定は従来のアナログ式とは違い、体組成計内部にひずみゲージというものが取り付けられていて、体の重さでひずみゲージが少しひずみます。で、そのひずみゲージに電気を流して、これまた抵抗値が変化するので、その値から体重を割り出しています。この方法も誤差が大きいようで、私の持ってる体組成計の誤差は63kgに対して1kg近く多く測定誤差が出ます。1kgの誤差は大きいです。この事実に気付いたとき、むかつきました。デタラメの数値を追っかけていたわけですから。体脂肪率の一番良い測定方法はアメリカのNAVY METHODだと思います。腹囲と首周りを測定して体脂肪率を算出する方法です。この方法での誤差は±3%です。実際、アナログ式の体重計とNavy Methodで体脂肪率を出した値だと結構納得いく数値になります。実際、この測定方法も並行して行ったところ、体脂肪率は確実に下がっていきました。筋肉量も若干ではありますが減りました。ボディビルダーが言うようにダイエットしても脂肪と一緒に筋肉がどうしても落ちるという現象も起きたことが体調と数値から分かりました。そして、減量ペースが速すぎると筋肉量も一緒に減少してししまうということも分かりました。当初の私の減量ペースが速すぎだったことも分かりました。タニタの体組成計を信じたことも原因の一つです。最終的には腹筋は割れました。また、アメリカのサイトで体脂肪率と実際の体の画像がUPしてあるのを見ると、腹筋が割れてくるのは、大体12%台ぐらいからということも分かりました。15%に達したとき、うっすら割れたかなという程度だったのでショックが大きかったです。現在の体脂肪率は11.5%程度です。なかなか良い感じで割れてます。因みにタニタの体組成計での体脂肪率は14%程度です。14%では腹筋は見えてはこないです。ネットで検索しても14%程度の体の画像はありますが、腹筋は割れてません。現在の体重は63kg、体脂肪率は11.5%です。

 筋肉量が少し減ってしまったのは悲しいですが、ダイエットは成功しました。これからは、腹筋が隠れないように気を付けながら筋肉を増やしていこうと思います。Lean Bulkというやつをやっていきます。
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March/23/2020

ボディメイク 立志編

 今回のエッセイのタイトルに"ボディメイク"などと大袈裟な名前を付けてしまった。しかし、実際にかなり本気でボディメイクを行っている。筋力トレーニングを始めたのは2018年の夏頃。その時はボディメイクというより少しでも筋力を取り戻したいとの軽い気持ちで始めた。私はスポーツ大好き少年だったので、小中とスポーツ系の部活をやり、高では自転車を個人でやっていた。だから、筋トレに対する抵抗はあまりない。どころか、30代中頃に腕立てをやってみたところ、あまりできないことに衝撃を受けたほど。そのときは、10kgのダンベルを一つ購入して腕のトレーニングを少しだけやったりした。しかし、三日坊主で続かなかった。ところが、今回は強い味方を手に入れた。それは、トレーニングアプリである。ナイキが提供しているトレーニングアプリで"Nike Training Club"というもの。略して"NTC"という。このアプリには腕を鍛えたければ腕のエクササイズの各種方法と時間がセットされたプログラムが用意されていて、そのプログラムを実行すると画面にエクササイズ方法の音声付き動画が再生され、インターバルも組み込まれているため、その通りにエクササイズを行えばよいという優れものだ。しかも、かなり多くのプログラムが用意されており、体のどの部位を鍛えたいのか、難易度、エクササイズの強度などが表示されている。また、走ることを鍛えたい人には、Runに適したメニューが用意されている。まさに至れり尽くせりのアプリである。
 これを使って筋力トレーニングを開始した。プロテインをエクササイズ後に飲めば筋肉が付きやすいという知識は一応持っていたので、エクササイズを行うと同時にエクササイズ後にプロテインも飲んでいた。最初は下半身から始めた。アプリの"クリスチャーノ・ロナウドの下半身のクイックヒット"というプログラムをやっていた。最初やったときは、キツイなんてものではなかった。しかし、やめようなんて気持ちは全くなかった。2回、3回とやるうちにどんどん楽勝になってきて、さらにキツそうなプログラムをやって、最終的には"グルートゥザマックス"というかなりキツイプログラムをやるほどになっていた。しかも、気付いたら、足が太くなっていた。それだけではない。地下鉄の階段を上るのが楽になってきて、2段とびで駆け上がれるようにもなった。昨年のラグビーワールドカップの日本チームのルーク・トンプソン選手が語っていたように"年齢はただの数字だ"という言葉を実感できた。そして、腹筋、腕、肩を鍛えていた。ところが、2018年の年末に不幸なことが起きてしばらく筋トレができなかった。再び開始できたのは、2019年の3月頃。そのとき、かなりがっかりしていた。というのも、あれだけ鍛えて太くなっていた足が明らかに細くなっていたから。しかし、モチベーションを上げて、また始めたところ、やはり足は太くなった。上半身も筋肉が付いた。筋トレを始める前に着ていたカジュアルシャツが着れなくなったものが出てきたのだ。肩が大きくなったからだと思う。肩の辺りがきつくなっていたから。しかし、食べ物のカロリーや栄養素はあまり気にしていなかった。タンパク質の多い食べ物と果物を食べていればよいと思っていた。だからか、食べ過ぎていた。その為、脂肪も一緒に増えていたのだ。腹筋のエクササイズもプログラムを二つこなせるぐらいになっても、脂肪もお腹周りに付いているから腹筋が見えてこない。縦には腹筋は割れていたが、横には割れていなかった。しかも、体力が向上したことを実感していたので体に自信を持っていたのだが、健康診断の結果、メタボ判定というか悪玉コレステロールが多いなど生活改善が必要と出た。かなり、ショックだった。目を疑った。そんなはずはないと。一旦、その結果は無視して筋トレを続行していた。だが、モチベーションが下がってきた。だから、時折、サボっていた。筋力を維持できればいいぐらいに思っていたから。ところが、神のお告げで"現状維持などない"、あるのは、前進か後退のどちらかだと啓示を受けた。アメリカのプロスポーツ選手はそう言っていた。ミシェル・オバマ夫人もスーパーポジティブな人のようで、ポジティブ思考なことを著している本を紹介していたユーチューバーがいた。その動画にも触発されて、それならば、前進しかないと心に決め、目標も持って再び筋トレを始めた。筋トレをやっていくうちに、割れた腹筋を見たくなった。で、調べていくうちに体脂肪率が高いといくら筋肉が付いていても腹筋は見えないことが分かった。それで、体脂肪を落とすためにダイエットを始めた。今年の1月頃の話。長くなってきたので今回は、この辺で。次回、ダイエットのことを書きます。

 今年は桜が早いですね。明日にもウォーキングがてら見に行こうと思います。
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December/05/2019

恐怖のウォーキング

  私はウォーキングを結構する。ほぼ毎日。歩いている途中に川が有るのだが、これが汚い川なのだ。子供の頃、下校の際に橋の上から川を覗くと、ヘドロが底から浮いてきたりしていた。恐ろしく汚くて臭かった。小学生のとき、排水処理場というものがあるということを知った。下水などの排水は綺麗な水にして川に放出するということを知った。それで、小学生のときの私は、そういうことなら川が浄化されていくのだろうと思っていた。しかも、中学生の頃には、ヘドロを除去するためクレーンを積んだ船がヘドロを汲出していた。ところが、10年、20年経過しても汚い。因みに川といっても、上流から水はほとんど流れては来ない。そして、30歳を過ぎてからまた新たな事実を知ってしまったのだ。それは、排水処理場というのは、雨が降ったとき排水は排水処理設備をショートカットして川に垂れ流されるということ。そりゃそうである。下水道を流れてくる生活排水を浄化するには、曝気槽という結構な時間を掛けて排水を浄化する槽を通過しなくてはならない。しかも、PH(ペーハー)値の調整も砂ろ過もしなくてはならない。だから、一日の処理能力が当然決まっている。それに対して、雨が降ったりすると、下水道から処理場へ流れてくる排水量は莫大な量になる。とてもとても処理できる量ではない。結局、川に垂れ流すしかないということ。で、実際に大雨が降った後の川は確かに汚れている。しかも臭い。
 ところがである。雨が降ってないときの川の水がここのところ澄んできているのだ。ビックリした。魚もボラが元気に泳いでいる。しかも結構大きいのが泳いでいる。数も多い。川底が見えたりするからさらに嬉しい。今日、ウォーキングしたときは大きなカニが川の側壁にへばり付いていた。鷺もたまにいる。少し良い感じになってきた。なってきたのだが、恐ろしいものが私のウォーキングコースにたまに立ちはだかっているのだ。しかも、そいつはひっそりと佇んでいる。動く気配はない。いや、動くやつもいる。たまにだが、動くヤツは夜に出没する。そう、夏に夜ウォーキングをすると、そいつが足元の先でササッと動くので、うわっ、出た!と急に心拍数が上昇する。そう、お察しの通り、ゴキである。コイツのお陰で夏の夜ウォーキングは諦めた。遭遇するのは、一匹か二匹程度ではあるが、私はコイツが大嫌いなので、夜ウォーキングはしないことにした。そして、もう一つ。動かないヤツ。そう、これもお察しの通り、地雷である。絶対踏むことのできない地雷。もちろん、本物の地雷ではない。犬のナニである。恐ろしいのは、このナニを踏んでしまった人が、踏んだことに気付かず、歩いてしまった場合。当然、靴の裏にナニが付着しているから、歩けば歩くほど、そのナニがまた地面に付着する。要するに地雷を量産してしまうということ。勘弁していただきたい。たまに、この量産された地雷に出くわす。地雷を踏んでしまった方には気の毒とは思う。だが、踏んだ瞬間にできる限り気づいていただきたい。量産された地雷をかわすのはなかなかたいへんなのだ。なぜなら、いつまでその量産地雷が続くか分からないから。しかも、人はまっすぐ歩くとは限らない。前から人が歩いてきたら避けたりする。だから、量産された地雷は、一直線にあるとは限らない。角を曲がっても続いているときがあるほどだ。想像だが、地雷を踏んだことに気付かない人は、たぶん、ご年配の方だと推測する。ホント気の毒である。今のところ、私は幸運にも全ての地雷をかわしている。このまま一生かわし続けたい。
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November/16/2019

英語教育の謎

 今日は英会話について。とある日本語を話せるイギリス人のYouTuberが日本人が英語を上手く話せない理由を語っていた。YouTubeを拝見していてなるほどと思った。印象に残ったのは、日本人は日本語が話せれば普通に生活できるし、英語が話せなくても給料のよい仕事にも就けるということ。日本人からすると、ここは日本なのだから当たり前と思うかもしれないが、他のアジアの国では違うようだ。インドなんかでは、高給の仕事に就こうと思ったら英語が話せないとダメらしい。マレーシアでもそうらしい。要するに日本人は英語を話す必要性を感じていない人が多いから話せる人が少ないということ。納得。
 ただ、中学、高校、大学と英語を真面目に勉強しても話すことができない。どころか、英語の文章を読むことだってグーグル先生がいなければ読めないであろう。大学を卒業していても。真面目に勉強していても。テストの点数が良くても。なぜなのか?ここ半年、英語を勉強し直してみて分かったことは、英会話の学習を学校で全然教えていないということ。全くと言っていい。特に私が10代のとき。何年か前に付き合いかけた女性がいて、その人は高校の英語の先生だった。その人は留学経験があり、真面目な人で英語も話せると語っていた。教えている高校の生徒を引率してオーストラリアに語学研修に行くとも言っていた。確かに最近は、英語が話せる教師が増えているようだが、私が10代の頃は違った。英語が話せる先生などまずいなかった。偶然にも高校のとき、一人いた。大学受験で予備校に通っているときも英会話を勉強したかったら留学をしなさいと予備校の教師ですら言っていた。だから、先生の発音はデタラメだし、リエゾンとかリダクションなど全く教えてくれなかった。結局、映画などで英語が聞き取れないのは自分の勉強不足と思い込んでいた。だが、それは違うということがここ半年の英会話学習で分かった。私が10代のとき、学校の英語の勉強をいくら頑張ろうとも100%英語を聞き取ることは不可能である。何故なら、学校の英語教育自体、英語が話せるようなカリキュラムになっていないから。頑張れば英文はある程度読めるようにはなるだろう。だが、会話は無理だ。国も英会話を話せるように子供を育てようなどと考えていなかった。と思う。国が本気なら中学高校のカリキュラムは変わっているだろう。本気の英会話の授業があるはずだ。大学受験でも英会話が必須科目になっているだろう。
 これほど世界のかなりの人が英語を話すというのに、なぜ一応先進国を標榜している日本が英語教育に本気にならないのか?理由は分からないが、不思議である。とは言え、英語というヤツが日本人にとってかなり厄介な相手であることは事実である。ということも分かった。まず、発音。学校ではデタラメな発音を教えられた。これは、語学教育として最低最悪である。なぜなら、言語は相手とコミュニケーションを取るためにある。普通、コミュニケーションを取るときは言葉を発して会話をする。デタラメな発音ということは、デタラメな単語を教えられているということと同じ。相手に全く伝わらないのだから。ほとんど意味のない授業を受けていたと言えるかもしれない。今はいい時代で、無料でネイティブのアメリカ人の発音を勉強することができる。日本人でも英語が話せる人がYouTubeチャンネルを開き教えてくれている。それらの動画などを見て覚えて勉強していくうちに、結構ネイティブの言っていることが聞きとれるようになってきた。結構と書いたが、言い過ぎかもしれない。そこそこ聞きとれるようになってきた。そういった人たちにこそ、日本の英語教育のカリキュラムを考える立場にいてほしい。英語を話せない者が英語教育のカリキュラムを考えているとしか思えない。まあ、私はもう中学にも高校にも通うことはないが、日本人の将来を考えるならそうすべきだと思う。
 発音だが、ビックリしたのは、英語には16だか24だかの母音が存在するということ。日本語は5つ。あ、い、う、え、お。これだけ。だから、日本人が生きてきて聞いたことも発したこともない音があるから、日本人は発音が苦手ということも分かった。自分が今まで出したことのない声を出さなくてはならないのだから。そりゃたいへんである。しかもリエゾンとかすると何がなんだか分からなくなる。リダクションもそう。発音だけでも日本人が乗り越えなくてはならない壁は高い。厄介である。他にも色々あるが長文になってきたので、ここらでやめておきます。
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November/15/2019

ベタつかないポマード

ポマード
 私は、床屋へは2か月か3か月置きに行くことにしている。前回床屋へ行ってから約3か月が経とうとしている。実は前回のとき、床屋さんが付けてくれたポマードが全然ベタつかなかったので、同じポマードを買おうと思い、上の写真のものを買った。ポマードを付けてくれた床屋さんにそのポマードの名前を聞いたわけではない。それなのに何故写真のポマードだと特定したのか?それは、香りである。床屋さんが付けてくれたポマードはパイナップルの香りがしていた。そんな香りのポマードは二つとないのではないかと思い、パイナップルの香りのポマードで検索したら、上のポマードがヒットした。それで、間違いないだろうと思って買った。しかし、ベタつく。しっかり、ベタつく。他のポマードと同様に。しかも、セットがなかなか難しい。自分のやりたい髪型になかなかできない。これは、別にポマードのせいではない。自分のテクニックが足りてないだけ。
 私は髪をセットするときは、長い間、ジェルを使っていた。ポマードは使わなかった。ジェルの良いところはセットし易いというところ。悪いところは、髪型が崩れやすいというところ。夏など汗をかいたりすると、崩れてくる。出掛けて、帰ってきたら髪型が変わっていたなんてこともある。それで、ポマードを使い始めた。ポマードは、セット力が強いが、セットするのが大変で、しかも、ベタつく。それを改善したであろうと思われるのが、水溶性ポマード。しかし、ホントにベタつかないか知りたい。知る前に買うとまた同じ痛い目に合いそう。
 男性でポマードを使っている人はどれほどいるのだろうか。薬局などの男性用化粧品売り場でポマードを見かけないということは、やはり小数ということかもしれない。あ、そうそう。もう一つポマードの弱点があった。髪を洗うとき、ポマードが落ちにくいということ。2度洗いをしてようやく落ちたかもしれないという感じなのだ。これが、一番イヤかもしれない。やっぱり、風呂上りは髪の毛もサッパリしているのが一番。私は、夏はシャワーだけで済ませることが多くなってきた。なんせ、夏に風呂に入ると、風呂上りの後、結局汗だくになってしまうから。冬はポカポカして気持ちいいが。最近、風呂に入ると気持ちいい季節になってきた。風呂と言えば、温泉。我が家の近くには、天然温泉の銭湯が2軒ある。銭湯と言っても、昔ながらの銭湯とは違う。最新式のスーパー銭湯だ。数年前までは、ちょくちょく行っていたが、最近は行かなくなった。近いと言っても、車で10分くらいかかる。
 話が逸れまくった。ポマード。そろそろ床屋さんへ行こうと思っている。今度は、前回付けたポマードが何かを聞くつもりだ。そういえば、散髪料金が結構下がった。20年ほど前、通っていた床屋は一回3900円だった。しかも、それほど上手いわけではない。たぶん、今でも普通の床屋はそれぐらいするのだろう。だが、QBハウスを代表に格安の散髪屋さんがありがたいことに増えた。近くにQBハウスが出店する前は、普通の床屋さんへ通うのをやめて、車で30分以上かかる床屋さんへ通うようになった。そこは、なんと、1800円だったのだ。腕も悪くない。結構混んでいた。その後、QBハウスが登場して、ビックリした。なんと、1000円なのだ。QBハウスが登場してから、近所のイオンタウンにも1000円カットのお店が出店した。1000円カットはありがたいが、最近、通い始めた床屋さんがなかなか良い腕なので、もう少し、その床屋さんに通ってみようと思う。
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November/15/2019

"エチケットカッター" 物は言いよう


 上の写真を見ていただきたい。一見すると何なのかよく分からないと思う。エチケットカッターというヤツである。右のオレンジ色の部分に刃が付いていて、ノコギリのようになっている。不要と思われる毛、もしくはそれ以上伸びないでほしい部位の毛をカットするための道具である。ノコギリのようになっている部位は、安全対策が施されていて、その刃が肌に当たっても肌が切れないようになっている。こう書くとなかなかの優れもののように思われるかもしれない。だが、私がエチケットカッターを使う部位は、ハッキリ言うと、そう、鼻毛である。鼻毛。私だけではないはずだ。こういったもので鼻毛を切っている人は。だから、カッターである刃が付いている部分は鼻の穴に挿入し易いように細くなっている。エチケットカッターなどというから、何やらオシャレ感があるが、要は、鼻毛カッターなのだ。物は言いようである。
 この写真の鼻毛カッターを買う前に実は先代の鼻毛カッターを持っていた。日立が颯爽と販売していたヤツである。ところが、その鼻毛カッターは、切れ味抜群であったのだが、床に落としたとき、あっさりお亡くなりになってしまった。確かそうだった。刃が格納されている部分が床に衝突したらしく、スイッチを入れると、ガガガと刃と何かが当たっている音が聞こえてきた。鼻毛を切るときに、そんな音が鼻の孔の中で鳴ったりすると、怖くて仕方がない。それで、新調した。今度は日立ではなく、舶来物を買った。だが、それが見た目の良さとは違い、先代の鼻毛カッターほど切れない。まだ使えるのだが、3,4年は使ったので、新たに買い替えようかと思っている。
 それにしても、鼻毛カッターほど重宝するものはない。鼻毛カッターを買うまでは、小さなハサミで鼻毛をカットしていた。ところが、切りたいところを切ったつもりが切れていなかったりした。それで、段々フラストレーションが溜まってきて、鼻の孔から覗いている鼻毛君を"えーい!"とばかりに指で摘まんで抜いたりしたものだ。あ、そうそう。鼻毛というヤツは、若い頃はなかなか伸びてくる感がなかった。ところが、たばこを吸い始めてから鼻毛が伸びるスピードがグーンと上昇した。だが、その当時タバコをやめるつもりはなかった。鼻毛が伸びるスピードがUPしたとしてもタバコはやめられなかった。そして、年月が経ち、タバコをやめた。10年以上前の話。感慨深い。やめるとき、かなり苦労した。タバコをやめて、10年以上経ってるなんて信じられない。その時、とある本を推薦してくれた医師と著者に感謝である。話が逸れた。そうだった。鼻毛が伸びるスピードの話。タバコをやめたから、伸びるスピードが鈍るのではと期待していた。が、それほどでもなかった。鼻毛というヤツはホント厄介なヤツである。

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