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瑞相記(エッセイ)

ヴァイオリン練習 スタッカート

ヴァイオリン練習 バッハ メヌエット第1

ヴァイオリンの弦が切れた

ヴァイオリンの独学は止めるべき


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November/8/2019

ヴァイオリン練習 スタッカート

 先生もYouTubeに登場する先生も同じことを言う。"スタッカートは、音をこのように飛ばす、このように、こんな感じ" 確かに先生が弾くと音が飛んでくのがよく分かる。自分がキラキラ星を習っているとき、スタッカートと思って弾いていた弾き方が違っていたことも分かった。いや、違っていたというか、上手く音が飛ばせなかったというべきか。ここ数日は飛ばせるようになってきたと思うが、如何せん、飛んでるのかどうか確認しようがない。もちろん、自分の部屋で練習しているから音響はデッドなのだ。まったくもって響かない。しかも、飛んでるかどうか確認しようと思ってiPhoneで録音してみたところ、飛んでないことが分かった。少し飛ばせるようになってきたと思って録音しても音がデッドなのだ。飛んでない。でも、録音した音があまりにも飛んでないので、少しiPhoneのほうを疑い始めた。などと書くと、またそうやって物のせいにしようとすると言われるかもしれないが...でも、少し調べてみた。当然、iPhoneだからステレオ録音だと思っていた。が、ステレオ録音できるのはiPhone11かららしい。私のはiPhone7Plusだからできない。ということは、実は既に音は飛んでるのかもしれない。と思い始めた。自宅の中でもより響くところでスタッカートをやってみればいいのではと感づいた。それは、どこかというと、怪談ではなく会談でもなく階段。自宅の階段は途中折り返し点があり、吹き抜け状になっているのだ。それで、階段でやってみたところ...音が飛んでいた!ガッツポーズである。だが、不安定だし、ぎこちなくもある。練習あるのみ。因みにレッスンでサブで習うことになった教本の中にヴィヴァルディの四季から"春"の冒頭部分があって、それも練習しているが、つくづく実感するのは、ヴァイオリンというのは、少しづつ上達するのだなということ。というのも、私にとっては"春"も結構難しい。最初は左手がつらかった。次は弓を弾くタイミングがズレたり、弓の角度がズレたりしていた。当然メロディーもぎこちない。まるで季節感が分からなかった。それでも毎日練習していたら、なんと"春"っぽくなってきた。しかも、良くない部分も分かってきた。良くない部分が分かれば、それを修正すればいいので、さらによくなってきた。まだ、ぎこちなさは残るが、メロディーが流れるようになってきた。すると、生意気なことを思ったりする。"なんだ、これは結構簡単だ"などと。でも、勘違いをするつもりはない。毎日練習を積み重ねた結果だと思っている。本当に不思議である。毎日練習していると、少しではあるが上達を実感するのだから。弾けなかった箇所が段々弾けるようになっていく。当然、モチベーションも上がるというもの。ただ、長時間練習すると、姿勢が悪いのか、背中の筋肉が痛くなってくる。今のところ、それだけが困りものである。
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November/4/2019

ヴァイオリン練習 バッハ メヌエット第1

 ヴァイオリン練習でスズキメソードの第1巻を飛ばし飛ばしで現在やっている。現在、バッハのメヌエット第1を予習中。今までは調性は全てイ長調の曲ばかりやっていたのだが。この曲はト長調。しかも、#が入ったり戻したりもある。とは言え、#が入る音はドなので、弾きやすくなるから問題ない。問題は、通常のドの音。中指を人指し指にくっつけて弦を押さえなければならない。そんなの簡単だろと思うでしょう。確かにそれだけなら簡単だが、ミの音は小指で押さえる。そして、ミを4分音符♩で鳴らして、その後すぐ8文音符♪でドシラソと弾かなくてはならない。しかも最後のソはとなりの弦を弾く必要がある。小指で弦のミの位置を押さえるのも、左の手のひらを思いっきり開いてギリギリ届くという感じなのだ。だから、手のひらを思いっきり開くと中指の位置が押さえたい位置からズレてしまう。そして、ラまでなんとか弾ききっても間髪入れず隣の弦を弾くのがまた大変なのだ。中指がズレた状態で弾けるようになってから、そのズレを修正しようと思っていたが、修正がたいへん難しい。中指がズレた状態ならば、結構スラスラっと弾ける。だが、中指を正規の位置を押さえて演奏すると、まるでダメ。因みに、演奏が難しい箇所は、レ~ドシラソと弾いてから、間髪入れずミ~ドシラソと弾かなくてはならない。たいへん。
 スタッカートの方はなんとか様になってきた。先生に教わったのだが、YouTubeでも参考になりそうな動画を見て練習している。だが、なかなか先生のようには弾けない。感じよく弾けるようにはなってきたが、弓をすっと弾いた後、弓の毛が弦の上で少し弾んでしまうから、余計な雑音が鳴る。これを消そうと現在頑張っている。キラキラ星でスタッカートの練習をやって、マスターしたと思っていたが、甘かった。
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October/31/2019

ヴァイオリンの弦が切れた

 昨日、ヴァイオリンの練習をしていたら弦が切れてしまいました。弦が切れると危険だと初心者向けのYouTubeチャンネルで解説されていたので、私は常々眼鏡をかけてヴァイオリンを弾いている。というのも切れた弦が目に当たったら失明してしまうのではないかと思っていたから。結果、確かに切れた弦が目に当たったらかなり危険な事になると思う。が、昨日の感じでは、切れた弦の勢いはそれほどでもなかった。弦のスピードは速いが、幸運?にも衝撃は軽かった。髪に軽くピシっと当たった程度。とは言え、用心に越したことはないので、これからも眼鏡はかけることにする。だが、ヴァイオリンを購入して半年程度で切れたから少々ショック。そんなに早く切れるものなのか?と不思議に思って買ったところに電話してみた。半年ならあり得るとのこと。
 それで、早速、切れた弦の交換のためにお店を訪問。修理や調整をする人が店長をやっていた。電話では店長以外の人が対応してくれたが、訪問したら、ちょうど店長しかいなかった。で、弦の交換を頼んだ。案外早く交換が終わった。しかも少し調整もしてくれた。それから、良い情報も仕入れることができた。常々ヴァイオリンを構えるとき、あご当ての高さが高いと思っていたのだが、あご当ては交換できるとのこと。それで、交換しようか考えているところ。でも、それほど値段の高いヴァイオリンではないしなぁ。少々悩む。弦の話に戻るが、半年から1年の間に一回は、弦の交換をした方がよいと言っていた。弦は少しづつ伸びてしまうようだ。そりゃそうだ。チューニングもやるし。で、弦が伸びるとヴァイオリンの音が曇った音になるということを教えてくれた。確かに私のヴァイオリンの弦を弾くと交換したばかりの弦は音がクリアなのだが、他の弦は曇って聴こえる。全然気が付かなかった。因みに、交換費用は、弦1本の値段約850円のみだった。
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October/24/2019

ヴァイオリンの独学は止めるべき

  ヴァイオリンを始めたのが、今年の3月後半。独学でやっていた。すると、2か月ほどしたら弓が故障した。毛を張った状態から緩めようとしてもできなくなった。それで、練習するのを止めていた。2か月で故障なんて、あまりにも酷いと思い、8月に意を決してメーカーに問い合わせた。すると、すんなり新品と交換してくれた。もちろん、故障した弓は返品した。で、今度は独学ではなく、ヴァイオリンの先生に教えてもらうことにした。8月より再スタートを切った。現在に至る。思うことは、やはりヴァイオリンは独学では無理ということ。独学でやると、それなりに音は出せるのだが、大切なコツが掴めない。このコツが凄く大切だ。しかも、コツは一つ二つではない。3か月ほど習っただけで、コツを色々掴むことができた。独学では、そのコツの存在すら分からないのだから、上達は見込めない。
 それから、自慢ではないが、私は楽譜が読めない。ははは。笑って済ませられる話ではない。だが、少し勉強して少し楽譜を読めるようになってきた。これが凄く嬉しい。小さな小さな進歩なのだが、初めての譜面を見てヴァイオリンを弾くことができた。いや、できたと言えるほどではない。だが、嬉しさがこみ上げてくる。そして、弓をまっすぐに弾けるようになったのだが、それも凄く嬉しかったし、手首を柔らかくして弾けたときもすこぶる嬉しかった。信じられないほどふくよかな音がヴァイオリンから鳴ったのだ。だが、その音を鳴らそうとしても、なかなか鳴らない。そこは悔しいのだが、上達するたびに面白さが増す。こんなに面白いのなら、もっと早くやればよかった。元々、高校生のときにやりたかったぐらいなのだから。今でも憶えているのだが、その当時、親にヴァイオリンをやりたいと言ったら、近所迷惑になるからダメだと親父に言われた。だが、姉は中学までピアノを習っていた。もちろん、自宅でピアノの練習をしていた。おかしいではないか。ピアノの方が音は大きいと思う。それどころか、隣人の息子など、ギターどころか組んでいたバンドのメンバーを自宅に呼んで、ロック?の演奏をしていた。もちろん、ボーカル付きである。もちろん、ドラムも叩いていた。爆音と言ってもいいほど。で、その隣人が私の母親に曰く”うちの息子は才能が多くて”と言ったそうな。それでいいと思う。近所迷惑など気にする必要などない。ヴァイオリンを弾くぐらいどうってことない。しかも、一日中弾いているわけでもない。お互い様なのだ。そもそも、そんなことを言い出したら、相当なお金持ちしか楽器はできないことになる。気にする必要などない。
 大人になってからヴァイオリンを習うときに気になるのは、騒音ではなく、練習する曲である。キラキラ星、ちょうちょう、こぎつね。これを練習していると、当然、近所に聞こえていく。それが、恥ずかしい。大の大人が童謡の練習をするのだから。知らなかったのだが、ちょうちょうと子ぎつねはドイツ民謡。子供の頃習った曲は実はヨーロッパやアメリカの曲ばかりだったのだ。まあ、それは置いといて。アメリカのとあるヴァイオリンサイトを見ていたら、大人になってヴァイオリンを始める人が陥りやすい勘違いが指摘されていた。二つほど。
 一つは童謡の練習を恥ずかしがるな。というもの。必要だから、その曲の練習をしていると書いてあった。その曲を練習する過程で、色々な技術を習得していくということだった。キラキラ星でも色々な弾き方を教えてもらった。簡単な曲だから、練習にもってこいなのだ。で、そのサイトでは、恥ずかしがるなと。しかも、弾けるようになっても毎回10回繰り返せと書いてあった。練習量と上達は確かに比例していると思う。
 二つ目は、独学は止めろ。ということ。ヴァイオリンの先生に習いなさいと書いてあった。前述したとおりだと思う。
 最初、恥ずかしい気持ちがあったことはあったが、そんなこと言っていたら上達しないと思っていたので、弾いていた。が、次の曲になったらキラキラ星を弾くことをほとんど止めてしまっていた。そこで、そのサイトの記事を読んでからは、恥ずかしさを金繰り捨てて、キラキラ星の5つのヴァージョンも練習している。とにかく、少し上達するたびに嬉しさがこみ上げてくるから練習も楽しい。ヴァイオリンは子供の頃から始めるべきという話があるが、大人からやってもなんの問題もないと思う。楽しいのだから。ただ、私が目標とする曲はバッハの無伴奏ヴァイオリンの6曲。道のりは始まったばかりだ。がんばろう。
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