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アンスラックス(Anthrax)

 日本人でアンスラックスの名を知っている人は少ない。実際、私は、何十年も前からハードロックやヘヴィメタルを聴いとる。そんな私ですら、名前は聞いたことあるが、曲を聴いたことがなかった。しかも、大手のショップでもアンスラックスのCDを紹介しとる店はなかったと思う。何十年も前は、スマホは当然存在してなかった。携帯電話ですらなかった。ほんの一部の金持ちが携帯電話を持っていたかもしれないが、世界の0.1%にも満たなかったであろう。その時、音楽を聴く方法は、当然CDプレーヤーで聴くしかなかった。だから、携帯のCDプレーヤーが売っていたほど。2000年ぐらいにiPodが登場したあたりから、昔のウォークマンのように外でも皆聴くようになってきた。だが、外で聴く方法は、iPodにしろウォークマンにしろ、CDからパソコンに曲をコピーして、そのコピーしたファイルをiPodなどに取り込むのである。要するにCDを買うしか音楽を聴く方法はなかった。だから、音楽が好きな人は足しげくCDショップに通った。新しいCDがリリースされたかどうかを知るために。で、新しいアルバムがリリースされていると、必ず目立つようにCDが山のように積まれたりして、試聴できるようになっとった。日本であまり知られていないバンドであっても新しいアルバムがリリースされたら、必ず試聴できた。だから、皆CDショップへ通って好きなバンドを更に探すことをやった。ところが、アンスラックスはアメリカで大人気のバンドなのに、日本のCDショップで全く紹介されなかった。試聴ができないどころか、新しいアルバムの紹介が全くなかった。だから、日本人でアンスラックスを聴いたことのある人はまずいないはずである。だが、アンスラックスは日本のことを歌った曲が多い。即ちアンスラックスは日本の悪魔を退治しとったのである。で、日本の悪魔は当然社会の上の方にいる。だからこそ、そいつらが日本人にアンスラックスの曲を聴かせまいと動いていたのである。頭にくる話である。とある曲では、名古屋燃えてるか!と歌ったりしとる。要は名古屋のファンと敵を攻撃してくれていたのである。だからこそ、アンスラックスは日本人に曲を凄い聴いてもらいたかったのだ。だが、伊藤〇〇達は、上からの命令かもしれないが、アンスラックスを全くと言っていいほど紹介しなかった。あいつはラジオ番組を持っていた。今でも続いとるかもしれない。その当時、関東で深夜放送されとった。私は毎週聴いた。だが、アンスラックスの曲が流れた記憶がない。アンスラックスよりマイナーなバンドはいくらでも紹介していたのに。当然、アンスラックスの方が伊藤〇〇より強い。それで、圧力を掛けたこともあったようだ。俺たちの曲を流せと。だが、結局名前だけ紹介しただけに留まる。それどころか、別のバンドの曲を流した可能性すらある。私の記憶では、そのラジオでアンスラックスの曲を聴いた気がしとるからである。だが、アンスラックスの曲をCDを買って聴いたら、ボーカルの声が全然違うのだ。楽想も違う。それどころか、この曲なら当時の私なら理解でき好きになるはずの曲ばかりなのだ。だから、明らかに奴等はアンスラックスの曲を放送しなかった。アンスラックスはスラッシュメタルバンドである。だから、難しい曲が多いと思いがちだが、実はそうでもない。比較的分かり易くノリの良い曲が多い。もちろん、カッコイイ。だから、奴等は意図して放送しなかったのだと思う。とんでもねぇ奴等である。実は伊藤〇〇はその当時、アメリカでオジーにあるジェスチャーをされた。それは、伊藤〇〇を睨んで首の前を親指がサッと横切ることをされた。いわゆる地獄へ行けという意味である。もっとリアルな意味ではあるが、ここではここまでの表現にしておく。現在、伊藤〇〇達は、元気に活動しとるようだが、本当か?実は何代か変わってないか?俺はそんな気がする。

アンスラックス

アンスラックスの曲について。ボーカルが、スラッシュメタルのボーカルらしからぬ高い声で歌う。ただ、デビュー当時を考えると、LAメタル真只中だったので理解できる。だが、どうも無理をして歌っとる感を感じていた。が、ボーカルが、ジョン.ブッシュという人物に交代した後の曲を聴くと、楽曲から上擦った印象が消え安定感と重厚感と緊張感が漲っとる。大正解だったと言えよう。ジョン.ブッシュが歌うと、過去の曲もまるでジョン.ブッシュが作曲に加わったのではないかと思えるほどしっくりくる。たぶん、アンスラックスの持つ特徴にジョン.ブッシュは最適な人なのだろう。また、ジョン.ブッシュが加わってから、楽曲が難しい楽想になった気がする。普通、こういう場合、ボーカルはバンドにまだフィットできていないのではないかと疑う。要は、分かり易い曲にならないから。音楽関係者達は、大抵、曲の中身を理解していない。いい曲は、皆が聴いて一発で理解でき好きになる曲だと考えているであろう。でも、曲の真価が問われるのは、初めて内容を理解したときである。内容を理解した上で、この曲はああだこうだと批判するのはいい。だが、内容を理解できずによくないと批判するのは、音楽関係者がやることではない。その道のプロなのだから。ファンが言うのは、なんの問題もない。要はファンは、そのバンドの音楽性を理解しとるからである。だから、自分達が思い描いていた楽想と違ったりすると、あのバンドは変わってしまったなどと言ったりする。一方、バンドの変化を理解して新しい楽想の曲を受け入れられるファンもいる。すると、批判的だったファンもだんだん理解が深まり、やっぱりあのバンドは凄いとなったりする。即ちファンはバンドが作った曲を精一杯理解しようとするのである。やはりそこがファンということなのであろう。以前、私もそういう傾向があった。理解できないと、やや批判的なことを考えたりした。だが、現在は違う。どんな曲であっても好きなバンドが作った曲は何としても理解することをしとる。その結果、曲を理解できた瞬間にこんな凄いバンドだったのか!と改めて尊敬するようになった。アンスラックスの曲もそうである。このアンスラックスのページを執筆しとるのだが、如何せんジョン.ブッシュ加入後の曲をあまり聴いていないのだ。ジョン.ブッシュがバンドにフィットしとるのは分かる。だが、楽曲の印象を詳しく書けない。だから、このページはジョン.ブッシュ加入後の曲をもっと聴いてから続きを書こうと思う。それまでお待ちいただきたい。

アンスラックス

 

CD感想


Fistful of Metal(フィストフル・オブ・メタル)
Spreading the Disease(スプレッディング・ザ・ディシーズ)
Among the Living(アマング・ザ・リヴィング)
State of Euphoria(ステート・オブ・ユーフォリア)
Persistence of Time(パーシステンス・オブ・タイム)
Sound of White Noise(サウンド・オブ・ワイト・ノイズ)
Stomp 442(ストンプ442)
Volume 8: The Threat Is Real(ボリューム8:ザ・スリート・イズ・リアル)
We've Come for You All(ウィヴ・カム・フォー・ユー・オール)
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